お祭りフォトスタジオ@旧木村履物店
毎年恒例の夏のイベント「蔵の街サマーフェスタ」で、これからの栃木市がもっと楽しくなりそうな、新しい試みがありました。 東京と栃木市の二拠点で働くプロダクトプランナーの山田和哉さんが、2人のフォトグラファーと共同で、お祭り価格の撮影会を企画しました。 普段は空き家となっている旧木村履物店の建物が、お祭り限定のフォトスタジオに。 1日目のフォトグラファーは、藤岡町新波で無農薬の米づくりを行っている、NIPPA米の田中潔さん。 田中さんは、家業の米づくりを継ぐべくUターンするまでは、東京でフォトグラファーをしていました。米農家とフォトグラファーの2つの肩書で、地元の田んぼで汗を流し、写真の仕事では全国を飛び回っています。 2日目のフォトグラファーは、東京と栃木市の二拠点で仕事をしているアラタケンジさん。 兵庫県神戸市の出身で、フォトグラファーとして東京で10年のキャリアを積まれ、今年に入って奥さまの実家がある岩舟町に移住されました。 今年3月には、アラタさんが取材撮影した『ふだんの金沢に出会う旅』が、主婦の友社から発行されました。
今回の企画は、先日の『ぽたり』のオープニングイベントに居合わせた3人が、話が弾んでトントン拍子に実施が決まりました。 ここ最近、東京で培ったキャリアを栃木市にも活かしていこうという方々が、栃木のまちに少しずつ集まってきています。今回のように、空いているスペースを有効に活用してもらって、活躍の場を広げてもらえるようサポートしていきたいと思います。
最後になりますが、企画者の山田和哉さんは大平町の出身で、地元の幼馴染みであるフォトグラファーの小林学さんと一緒に、栃木市の魅力を発信するさまざまな活動を行っていこうと計画中です。 また、東京23区のモノクロ写真集『TOKYOtrip』を隔月で発行する取組がはじまり、MOROcraftの茂呂貴栄さんもイラストレーターとして制作に携わっています。 『TOKYOtrip』はMOROcraftでも取り扱っています。ぜひ手にとってご覧ください。
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