NIPPA米の田植えイベント

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清々しい初夏の青空(時々曇り)のもとで行われた、NIPPA米の田植えイベントに参加してきました。

NIPPA米を主宰する田中潔さんは、栃木市南部の新波(にっぱ)という農村地域で400年続く農家の17代目です。

家業の米づくりを継ぐべく地元に戻る前は、東京でフォトグラファーをしていた田中さん。ご自身の代から、農薬・化学肥料に頼らない、土地の味を大切にした米づくりを行っています。

現在も米農家とフォトグラファーの2つの肩書で、地元の田んぼで汗を流し、写真の仕事では全国を飛び回っています。

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新波地区がある旧藤岡町には、関東平野の水田地帯が渡良瀬遊水地まで広がっています。

ラムサール条約に登録された渡良瀬遊水地は、野鳥をはじめ希少な動植物が生息する自然豊かな湿地です。湿地に近いNIPPA米の田んぼでは、多様な生き物を育み、その力で育てる米づくりを心がけているそうです。

 

この地域は、巴波川・与良川・思川の3つの川が合流することから、昔は洪水が多い土地でした。それでも、洪水によって肥沃な土が山から運ばれ、農作物がよく実る土地だからこそ、工夫を重ね住み継がれてきました。

洪水に備えて、屋敷地を土盛りして高くしてある家が今も多く見られます。また、洪水時の避難場所として、敷地内にさらに高く土盛りした上に「水塚(みつか)」と呼ばれる納屋や蔵が建てられました。

今も水塚が残る家は少なくなりましたが、田中家には洪水時の移動手段となる「揚舟(あげふね)」と呼ばれる木舟が、今も大切に保管されています。

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今回の田植えイベントには、田中さんの知人が東京から参加していました。また、3月に行った座談会で知り合った市内の方々もたくさん参加してくれました。

はじめての田んぼの感触に泣きだす子もいれば、泥だらけになって遊ぶ元気な子どもたち、そんな子どもたちの面倒を見てくれる中学生たち、将来は農業をやりたい!と田中さんのサポート役を務めた近所の爽やかな高校生、そして大人たち。

こんなに多世代が集まって田植えを楽しめる場所は、なかなかないと思います。来年もぜひ参加したいです。

その前に、次は秋の収穫だ!

 

■リンク

NIPPA米

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